津和野・萩めぐり                                                             ☆美しい景色に戻る☆

今回、津和野と萩を約30年ぶりに訪れました。そして、初めて津和野は島根県、萩は山口県だということを知ったのでした。萩は長州藩の城下町、明治維新に活躍した人々を輩出した町でもあります。

津和野といえば、あまりにも有名なこの景色。殿町の掘り割りに泳ぐ鯉です。観光客がえさをやりすぎるのか、ちょっとダイエットが必要な感じでした。かつて津和野をつくったお殿様が養殖した錦鯉を町に放流したことが始まりだそうです。
民俗資料館の入り口の門です。もともとは西周や森鴎外が通った藩校だそうです。
この立派な建物は、津和野の町役場です。歴史を感じます。
津和野カトリック教会です。中は、畳敷きになっています。乙女峠の殉教者たちを慰霊するために建てられた教会だそうです。
昔ながらのたばこ屋も健在です。
ここは、鯉の米やさんです。店の奥に鯉が泳いでいるそうです。
津和野出身の画家・安野光雅さんの作品を展示してある美術館です。中には入りませんでしたが・・・。入り口横に私の好きな筒型ポストが・・・。津和野の町には至る所にこのポストがありました。
津和野城趾です。そばまで行きたかったのですが、観光リフトが整備中のため運休しており、近づくことができませんでした。今回、唯一の心残りです。
こちらは、萩城趾です。日本百名城の一つです。萩藩の祖、毛利輝元が築城したお城のあとが指月公園として整備されています。石垣とお堀がとても美しく残っていました。
萩城横の菊が浜です。向こうに見えているのが指月山とお城の石垣です。夕日の美しい海岸として有名です。
萩城の向かいにある旧厚狭毛利家萩屋敷長屋です。毛利氏の分家の全長51,5mの長大な長屋です。
萩城趾の近くにある城山窯の登り窯です。ここでは、萩焼体験をすることもできます。
萩と言えば夏みかんが有名です。もともとは仕事をなくした藩士のために栽培を始めたのが最初だそうです。至る所で夏みかんの黄色が白い土塀に映えていました。
萩の町には、数多くの萩焼の窯元やお店がありました。ここもその一つです。ギャラリーのようです。
萩の町には多くの古い建物が保存されています。その一つ久保田家住宅です。
ちょうどひな人形の展示が行われていました。歴史を感じる江戸〜明治・大正・昭和の雛たちが勢揃いです。
ここは、萩の豪商菊屋家住宅です。約二千坪の敷地に江戸時代に建てられた蔵が多く残っています。
菊屋家住宅の横の約250mの通りは菊屋横町といわれ萩の町の風情を存分に感じることができます。日本の道百選にも選ばれています。
城への入り口、北の総門です。
笠山の椿の群生林です。展望台から見下ろすと一面椿だらけです。
吉田松陰の私塾、松下村塾です。たった十畳の部屋から高杉晋作・伊藤博文をはじめとする幕末の偉人を輩出したのです。
(2011.3.28〜29訪問)